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<2016年の主な予定> 

*セカンドスパイスでの個展日程に変更がありました。


■個展

2月24日(水)~3月1日(火)

会場:阪急百貨店北花田店


■二人展 増田哲士(陶器)・ 稲葉崇史(木工)

5月27日(金)~6月7日(火)

会場:一草庵(岡崎市)


■五条坂陶器祭

8月7日(日)~10日(水)

会場:京都五条通北側A地区10番


■個展

9月16日(金)~9月27日(火)

会場:セカンドスパイス(京都)


■六花展 増田哲士(陶器)・ 稲葉崇史(木工)・竹村優利佳(織)

10月8日(土)~10月13日(木)

会場:五風舎(奈良市)


■個展

12月3日(土)~12月11日(日)

会場:Cafe&Gallery りほう(京都)

2014年1月3日金曜日

「つち」のこと



「つち」 とは、粘土のこと。
なぜだかわかりませんが、やきものをはじめてからそう呼んでいます。
今となっては、「ねんど」、と呼ぶのに抵抗さえ感じます。
別にどちらでもいいことですが、「つち」 と呼ぶ方が心地よいのです。
「つち」には「ねんど」より広がりを感じるからかも知れません。


陶芸家の中には、子供の頃のドロンコ遊びの感触が忘れられない
という方がおられます。
さて自分はというと、ドロンコ遊び・・・苦手でした。
手がザリザリしたり、乾いてきたらカピカピするのが嫌で嫌で・・・
それに、服が汚れるのも嫌・・・
工作の課題が、「ねんど」の日はとてもブルーでした。
そんな子供が、今や「ドロンコの日々」ですから、人生わかりません。
(まあ、今でもカピカピはちょっと嫌ですが・・・)


土練りのときのひんやりとした感触
ロクロを挽いたときの手のひらを押しかえす力
挽きあがったときのしっとりとした張り
削るときスルスルとリボンのように指の間を滑り落ちる様
そのどれもが心地よく、魅力的です。
そしてそのどれもが、「つち」だからこそ感じられるのだと思います。

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